はじめに
はじめまして。
このブログに来ていただき、ありがとうございます。
私は工場で保全リーダーをしています。
ただし、いわゆる「強いリーダー」ではありません。
声が大きいわけでもなく、強気に指示を出すのも得意ではない、
どちらかというと気が小さいタイプです。
現場には、経験豊富で押しの強い人、
言い切り型で自信満々に見える人もいます。
そんな人たちを前にすると、
「これで本当にいいのか…」と一度考えてしまい、
言葉が詰まることも正直あります。
それでも、
「この職場を、もう少し快適にしたい」
「無理なく、安全に、長く働ける現場にしたい」
その思いだけは、ずっと消えませんでした。
なぜこのブログを書こうと思ったのか
改善やカイゼン、トヨタ思考という言葉は、
製造業では当たり前のように聞きます。
本を読んだり、研修を受けたりすれば、
「なるほど」と思うことはたくさんあります。
でも、実際の現場ではこう思うことが多々ありました。
- 人が足りない
- 忙しくて改善どころじゃない
- 分かってはいるけど、周りが動かない
- 自分がうまく説明できない
「正しいこと」と「できること」の間には、
思っていた以上に大きな溝がありました。
そして、
自分みたいな性格の人間に、改善なんてできるのか?
そんな疑問が、いつも頭の片隅にありました。
AIとの対話が、考えを前に進めてくれた
そんな中で、私にとって大きな助けになったのが、AIとの対話でした。
うまく話そうとしなくていい。
論理的でなくてもいい。
思いついたことを、そのまま投げてもいい。
AIは、
- 話を遮らない
- 否定しない
- 何度同じことを言っても嫌な顔をしない
自分の頭の中にあるモヤモヤを、
一度外に出して整理する相手として、
これほど気楽な存在はありませんでした。
「自分の考えって、こういう構造だったのか」
「まずは、ここからやればいいのか」
そうやって、
止まっていた思考が、少しずつ前に進み始めたのです。
このブログで書いていくこと
このブログでは、
気が小さい保全リーダーが、トヨタ思考とAIを使いながら、
強く言えなくても現場は変えられるのかをテーマに、
日々の試行錯誤を記録していきます。
書く内容は、
- うまくいった改善
- 失敗した取り組み
- 人との関わりで悩んだこと
- トヨタ思考を使ってみた結果
- AIと考えて気づいたこと
どれも、格好のいい話ばかりではありません。
むしろ、迷い・失敗・遠回りの方が多いと思います。
それでも、
それが今の自分であり、現場の現実だと思っています。
このブログを読んでほしい人
- 強く言えずに悩んでいる現場リーダーの方
- 改善したい気持ちはあるのに、動けずにいる方
- トヨタ思考を現場でどう使えばいいか分からない方
- 「自分はリーダーに向いていないのでは」と感じている方
そんな方に、
「一人じゃない」と感じてもらえたら嬉しいです。
最後に
このブログは、
完成されたノウハウを書く場所ではありません。
考えながら、迷いながら、少しずつ前に進む記録です。
強く言えなくても、
声が大きくなくても、
時間はかかっても、
それでも現場は変えられるのか。
その答えを探す過程を、
ここに残していこうと思います。
これから、どうぞよろしくお願いします。